ドイツ国民の過半数が、自転車乗車時にヘルメットを着用していない——。インターネット調査会社ユーガブ(YouGov)の調査で、こうした事実が明らかになった。ザ・ローカルが8日伝えた。
ユーカブは2015年、2,057人を対象にインタビュー調査を実施。回答者のうち、自転車に乗る際にヘルメットを着用しないと答えたのは全体の58%に達した。一方、常に着用すると答えたのは11%、だいたい着用するとしたのは12%にとどまった。
着用を義務付ける規制の導入に賛成したのは58%。うち、年齢を問わず全ての人が着用すべきと回答したのは41%に上り、子供や高齢者など特定の層に限り着用すべきとしたのは17%だ。半面、着用の義務化に反対したのは32%にとどまった。
ドイツでは現在、自転車運転時にヘルメットを着用する規制は存在せず、個人の判断に任せている。
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