仏高級オーディオのデビアレ(Devialet)に、台湾の電子機器受託製造サービス(EMS)大手、鴻海精密工業(ホンハイ、フォックスコン・テクノロジー・グループ)が出資する。子会社を通して株式4.2%を取得。取引額は1,600万ユーロだった。
デビアレは2007年にパリで創業。ADH(アナログ・デジタル・ハイブリッド)と呼ばれる独自の特許技術を持ち、製品は米アップルの店舗でも販売されている。
29日付中国時報によると、鴻海は先に傘下に入ったシャープのテレビにデビアレの技術を導入する狙い。これにより、製品の付加価値を高めるのが目的との見方が強い。[M&A]【NNA台湾】
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