ポーランドで与党・法と正義(PiS)の支持率が高水準を維持している。調査会社カンター・パブリックが23日発表した最新世論調査によると、10月から横ばいの34%だった。
調査は18歳以上の1,030人を対象に、11月12~17日に実施された。2位は昨年10月の総選挙で下野した中道右派の市民プラットフォーム(PO)で19%。前月から4ポイント上昇したが、依然としてPiSに大きく引き離されている。エコノミストのリシャルト・ペトル氏が率いる新党ノウォチェスナ(Nowoczesna)は9%と2ポイント低下。元ロック歌手のパウェウ・クキズ氏が率いる右派の新党クキズ15は1ポイント伸びて8%と、これに迫った。ポーランド農民党(PSL)は5%で、2ポイント下げている。
なお回答者のうち、必ず投票すると答えたのは26%。多分投票するとしたのは38%で、多分投票しない(16%)、絶対に投票しない(13%)を大きく上回った。
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