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独当局、爆弾テロ計画容疑でシリア人男を逮捕

ドイツの警察当局は10日、爆弾を使ったテロ攻撃を計画していたとみられるシリア人の男、ジャベル・アルバクル(Jaber Albakr)容疑者(22)を、東部ライプチヒで逮捕したと発表した。複数のメディアが伝えた。

それによると、当局は8日、ドイツの情報機関からの情報を元にアルバクル容疑者が暮らしていたザクセン州ケムニッツ(Chemnitz)の住宅を捜査したところ、爆発物を発見。その後、同容疑者の行方を追っていたが、9日夜、ケムニッツから85キロメートルほど離れたライプチヒで身柄を拘束した。今回の逮捕に当たっては、複数のシリア人が警察に協力しており、メルケル首相は協力者に感謝の意を伝えている。

アルバクル容疑者宅から見つかったのは自家製の爆発物で、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」がパリやブリュッセルで行ったテロ攻撃で使われたものと同じという。なお、ケムニッツでは警察が同容疑者の知り合い3人から事情聴取を行ったが、うち2人は釈放されている。


関連国・地域: ドイツ中東
関連業種: 社会・事件

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