電気自動車(EV)バッテリーを製造する韓国のLG化学は、年内にポーランドにEVバッテリー工場を着工する計画だ。完成すれば、EV市場の9割を占める米国と中国、欧州の3エリアと自国に生産拠点を構築することになる。同社は25日、2020年に同分野で7兆ウォンの売上高を達成する事業計画を明らかにしている。
LG化学はこれまで世界の自動車メーカー28社から累計36兆ウォン(325億7,300万ドル)のEVバッテリーを受注。このうち34兆ウォン相当はこれから売上高に計上される。最近はEV市場の環境が改善され、受注額の8~9割が売上高になるという。
2020年に世界のEVバッテリー市場は15年の3倍近くに拡大すると予想される。LG化学は積極的な研究・開発を通じ、走行距離が現在の2倍以上ながら充電時間を20分以内に抑えられる技術により競争で優位を保ちたい考えだ。【NNA韓国】
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