英国で最も人気がある女児の名前は5年連続で「アメリア」だった。男児は3年連続でトップが「オリバー」だったほか、「ノア」が初めてトップテン入りを果たしている。政府統計局(ONS)は2日発表した2015年の統計で明らかになった。
イングランドの全9地域中、「アメリア」と「オリバー」は共に7地域でトップ。これら2つはウェールズでも最大の人気を誇っている。女児はイングランド東部など2地域で「オリビア」が、男児ではロンドンを含むやはり2地域で「ムハンマド」がそれぞれ首位に立った。
上位10位のうち、10年前もトップテン入りを果たしていたのは、女の子では「オリビア」「エミリー」「エラ」「ジェシカ」。男の子では、「オリバー」「ジャック」「ハリー」「ウィリアム」「トーマス」が人気の根強い人気を見せた。
一風変わった名前として、男児17人、女児15人が「ベビー」と名付けられた。また、映画や人気ドラマの主人公にちなんで命名するケースなどが男女共にみられた。
イングランドとウェールズで昨年に登録された新生児は69万7,852人。男の子には2万7,000種類以上、女の子には3万5,000種類以上の名前が登録されており、上位100位が全体に占める割合は男児が52%、女児が43%だった。
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