ドイツ人の余暇の過ごし方として、読書や映画鑑賞の人気が低下する一方、テレビやインターネットを楽しむ人がますます増えている。ドイツの未来研究財団が市場調査会社GfKに委託して行った調査で、このような傾向が明らかになった。
GfKは5~6月、14歳以上の約3,000人を対象に調査を実施。それによると、仕事や学校が終わった後に少なくとも週1回はテレビを見ると回答した人が全体の97%に上った。ただ家族や友人と一緒に鑑賞する人は減っている。
またラジオも、余暇の過ごし方の1つに挙げた人が9割に上るなど、依然として人気が高い。自宅からの電話は90%、外出先での電話は75%、インターネットは76%といずれも高水準で、ネットサーフィンが初めて読書を上回った。
一方、友人との交流を挙げた人はわずか17.3%と1年前から8.7ポイント低下。セックスをして過ごすという人も30.3%に減っている。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。