• 印刷する

英国、極端なイスラム過激思想の服役者を隔離へ

英政府は22日、イスラム過激派の服役者のうち、特に破壊思想の強い人物を特別施設に隔離して収監する計画を明らかにした。刑務所内での危険思想の拡散を防ぐ狙いで、イングランドとウェールズの刑務所で実施する。

政府は2015年9月、外部の専門家を招き、刑務所内でイスラム過激派がもたらすリスクの調査に着手。今回の決定はその結果に基づくものだ。政府はこの日、リポートの要約版を公表したものの、安全上の理由から全文は公にしない方針。

計画には、刑務所内に設置された礼拝所や礼拝行為の監視強化も含まれている。イスラム原理主義者が刑務所職員に対し、礼拝中は離れるよう求めていたことが判明したためだ。

また、イスラム過激派が作成した文書が流布するのを防ぐほか、刑務所職員の訓練や過激派の取り締まり権限を強化する。

調査に携わった前刑務所長のイアン・アチソン氏は、刑務所内におけるイスラム過激派の存在は「深刻さを増している」と指摘している。


関連国・地域: 英国
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

イネオス、欧州委に調査要求 化学品10品目にダンピングの疑い(11/12)

ニュークレオ、米で原子炉開発=英計画断念(11/12)

サイバー保険の支払額、昨年は3倍超に拡大(11/12)

失業率、9月は5%=過去4年半超で最高(11/12)

オンライン通販ベリー、米カーライルが買収(11/12)

投資ペルミラ、ファンド支援JTCを買収(11/12)

BRC小売売上高、10月は1.6%増加(11/12)

ハリファックス住宅価格、10月は0.6%上昇(11/12)

英、中国製バスの遠隔操作リスク巡り調査(11/12)

北海の風力発電事業から撤退 シェル、石油・ガス事業に注力(11/11)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン