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ロンドン市、バス停などで大気汚染注意報を表示

ロンドンで15日から、街中に大気汚染の注意報が表示される。サディク・カーン・ロンドン市長が進める大気汚染対策の一環で、地下鉄やバス停、幹線道路などの電光掲示板を利用する。

ロンドン市は、環境省やケンブリッジ大学などが共同で提供している大気汚染予報「エアテキスト(airTEXT)」を採用。この予報が「大気汚染レベルが高い」または「非常に高い」を示した場合、前日から当日にかけて、市内2,500カ所のバス停およびテムズ川のフェリー乗り場、270の地下鉄駅、幹線道路沿いの140カ所の電光掲示板に注意報が表示される。また、カーン市長もツイッターを通じて市民に呼び掛けるという。

ロンドンでは毎年およそ9,400人が、大気汚染が原因で死亡している。カーン市長は5月の就任以来、大気汚染対策を最優先課題の1つに設定。最新調査によると、1万5,000人の回答者のうち79%が、健康を守るため事前に情報を受け取りたいと訴えたという。同市長は2017年初めにも具体的な施策を発表する方針で、これには排ガス量の多い車が中心部に乗り入れる際の通行料引き上げや、超低排出区域の拡大、ディーゼル車の買い換え促進策などが盛り込まれる予定だ。[環境ニュース]


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