• 印刷する

フランス、過激派とみられるモスク20カ所を閉鎖

フランスのカズヌーブ内相は、昨年12月以降、過激なイスラム思想を説いているとみられるモスクや礼拝施設20カ所近くを閉鎖したと明らかにした。過激派思想の拡大阻止に向け、今後も新たにモスクを閉鎖し、国外からの資金の流れを遮断する方針という。AFP通信などが伝えた。

カズヌーブ内相は、「フランスには、礼拝所やモスクで憎悪をあおったり、男女平等をはじめとするわが国の基本理念を尊重しない者の居場所はない」と断言。このため非常事態宣言や法的・行政的措置を通じ、一部モスクの閉鎖を決めたと説明している。

フランスでは先に、北部ルーアン(Rouen)郊外の教会でイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」メンバーを自称する男2人が神父を殺害する事件が起きるなど、過去1年余りの間にイスラム過激派によるテロが続発。政府はこうした事態に対応せざるを得ないとして、イスラム厳格派サラフィー主義を唱えるモスクの取り締まりを進める方針を示している。なおフランスにはモスクが約2,500カ所あり、うちサラフィー主義のモスクは120カ所程度。


関連国・地域: フランス
関連業種: マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

英仏首脳が訪米へ トランプ氏とウクライナ情勢協議(02/21)

ルノー、営業利益が過去最高に=24年通期(02/21)

航空・防衛エアバス、通期は12%増益(02/21)

電動自転車カウボーイ、仏に生産移管(02/21)

電機シュナイダー、通期は7%増益(02/21)

投融資先の低炭素化、欧州3行がトップ(02/21)

製薬サノフィ、オペラ株50%売却=米PEに(02/20)

エンジー、中東事業をサウジ社に売却(02/20)

仏大手企業、4分の3が電動車の導入進まず(02/20)

仏大手2社、南西部でグリーン水素生産へ(02/19)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン