• 印刷する

ドイツ鉄道、身体装着型の監視カメラを導入

ドイツ鉄道(DB)が、警備員3,700人に身体装着型の監視カメラを提供する。鉄道警備員を巻き込む暴力事件が多発していることを受けた措置。同社のハンス・ヘルマー・リシュケ安全対策責任者の話を元に、大衆紙ビルトが10日伝えた。

それによると、今年1~6月に確認されたドイツ鉄道の従業員に対する暴力事件数は約950件と、前年同期から10%増加。この大部分が警備員を攻撃対象にしていた。同社は今年、乗客乗員の安全対策に1億6,000万ユーロを振り向ける方針という。

なお、警備員が着用するベストには、監視カメラを装着していることを顧客に示すような表記を施す。

身体装着カメラは既に、米国の警察官が活用している。ドイツ政府は今春、連邦警察官による監視カメラの着用を許可。地方警察でも試験的な導入が始まっている。[労務]


関連国・地域: ドイツ米国
関連業種: その他製造運輸マクロ・統計・その他経済雇用・労務社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

メッサー、セルビア子会社の残り株にTOB(03/28)

独経済、今年は0.1%拡大 見通し下方修正=5大研究所(03/28)

自動車部品コンチネンタル、2拠点閉鎖へ(03/28)

独、ガス導管WIGAを国営化=水素利用へ(03/28)

ドイツ鉄道の物流部門、複数社が買収交渉(03/28)

マイヤー・ブルガー、従業員解雇=東部工場(03/28)

RWE、石炭火力発電プラント5基を閉鎖(03/28)

百貨店ガレリア、2社が買収に向け交渉へ(03/28)

プロジーベン、伊MFEの買収提案を拒否へ(03/28)

ティッセン、タイ社とメタノール生産検討(03/28)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン