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ドイツ鉄道、身体装着型の監視カメラを導入

ドイツ鉄道(DB)が、警備員3,700人に身体装着型の監視カメラを提供する。鉄道警備員を巻き込む暴力事件が多発していることを受けた措置。同社のハンス・ヘルマー・リシュケ安全対策責任者の話を元に、大衆紙ビルトが10日伝えた。

それによると、今年1~6月に確認されたドイツ鉄道の従業員に対する暴力事件数は約950件と、前年同期から10%増加。この大部分が警備員を攻撃対象にしていた。同社は今年、乗客乗員の安全対策に1億6,000万ユーロを振り向ける方針という。

なお、警備員が着用するベストには、監視カメラを装着していることを顧客に示すような表記を施す。

身体装着カメラは既に、米国の警察官が活用している。ドイツ政府は今春、連邦警察官による監視カメラの着用を許可。地方警察でも試験的な導入が始まっている。[労務]


関連国・地域: ドイツ米国
関連業種: その他製造運輸マクロ・統計・その他経済雇用・労務社会・事件

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