パリの環状道路に自転車専用レーンや歩道を設ける構想が浮上している。大気汚染の解消が狙い。ザ・ローカルが6日伝えた。
パリ市は、同市を取り巻く環状道路ブルバール・ペリフェリック(Boulevard Peripherique)の環境改善に向けた協議を開始。2030年までに自転車専用レーンや歩道を設けたい意向で、その一環として自動車を締め出し、自転車や歩行者の専用とする案も持ち上がっているという。
パリ市はこれに向け、環状道路を国道網から除外するよう政府に求めている。市の管轄とした上で、制限速度を現在の時速70キロから50キロに引き下げる方針だ。また、トラックの乗り入れを禁止する可能性もある。協議の結論は2017年末までに出される予定。[環境ニュース]
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