• 印刷する

パリ市、登録後10年以上の車両乗り入れを制限

パリ市は7月1日から、1997年以前に登録された車両について、平日の午前8時から午後8時までの市内乗り入れを禁止した。大気汚染の解消に向けた措置。

乗入禁止の対象となるのは、1997年1月1日より前に登録された乗用車に加え、同年10月1日より前に登録された小型商用車、1999年6月1日より前に登録された二輪車。10月からは、違反すると35ユーロ以上の罰金が科される。来年1月以降は罰金額が68ユーロ以上に引き上げられる。

パリ市はこれに向け、色によって車両の登録年を識別できるステッカーを発行する。ステッカーを入手するためには、オンラインで約4ユーロを支払い、申請する必要がある。

パリ市はこれにより、カーシェアリングやレンタル自転車など、環境に優しい交通手段の利用が進むことに期待している。ドライバーの権利保護団体によると、パリ市内および周辺に住む最大50万人の車両オーナーが乗入規制の影響を被る見通し。一部のオーナーはこの日、国民議会(下院)の議事堂前やシャンゼリゼ通りにマイカーを停めて抗議活動を行った。

なお、バスやトラックは既に2015年7月から市内乗り入れが禁止されている。パリ市はさらに2020年以降、2010年以前に登録されたすべてのガソリンおよびディーゼル車の乗り入れを禁止することも検討している。[環境ニュース]


関連国・地域: フランス
関連業種: 自動車・二輪車運輸IT・通信マクロ・統計・その他経済社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

ルノー、上半期は35%減益(07/26)

エールフランス、第2四半期は73%減益(07/26)

小売りカルフール、上半期は24.9%増益(07/26)

タイヤのミシュラン、上半期は4.7%減益(07/26)

石油トタル、第2四半期は6%減益(07/26)

ロクシタン、香港取引所で自社株TOB成立(07/26)

韓国ロッテ系、仏アルミ社から電池原料調達(07/26)

英独、共同防衛宣言に署名(07/26)

自動車部品フォルビア、上半期は82.1%減益(07/25)

リード・ベンチャーズ、中東欧向け基金設立(07/25)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン