• 印刷する

全会一致で金利据え置きを決定=中銀の議事録

英中銀イングランド銀行による12月の金利据え置きは前月に続き全会一致の決定だったことが、21日に公開された金融政策委員会(MPC)の議事録で明らかになった。また、量的緩和の規模の現状維持にも、全員が賛成している。

同行は7~8日に開いたMPCで政策金利を過去最低の0.5%に据え置くことを決定。同時に、金融資産買い取りによる量的金融緩和策の規模も2,750億ポンドに維持することを決めた。10月には経済見通しの悪化を受け、規模を750億ポンド拡大させている。

ただ一部の委員からは、「11月の物価報告書で示されたインフレリスクのバランスを見ると、資産購入プログラムの規模をいずれ拡大することも正当化されるだろう」との意見が出た。しかし経済見通しが不透明な中、適切な政策方針を厳密に計ることは難しく、今の時点で買い取り規模を変更する利点はほとんどないとの意見で全会が一致した。


関連国・地域: 英国
関連業種: 金融小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

エニの英事業買収へ独占交渉 イサカ、北海最大級の石油会社に(03/28)

包装材DSスミス、米同業が買収提案(03/28)

ピザのパパ・ジョンズ、英で店舗1割閉鎖(03/28)

国民医療制度の満足度、過去40年で最低=英(03/28)

ガスプロム、サハリン2の権益27.5%取得(03/27)

EU発電量、6割がクリーン電力=1~2月(03/27)

英、中国企業と個人に制裁 国家ぐるみのサイバー攻撃に関与(03/27)

英リバティのチェコ製鉄所、操業再開に遅れ(03/27)

EV充電アレゴ、米フォードと提携(03/27)

イングランドで再び補欠選=与党議員が辞職(03/27)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン