ドイツ鉄道(DB)は7日、チェコ・プラハからデンマーク・コペンハーゲンまでの直通列車の運行を、2026年5月に開始すると発表した。チェコ鉄道(CD)、デンマーク国鉄(DSB)との共同事業。所要時間は11時間で、ドイツ国内ではドレスデン、ベルリン、ハンブルクに停車する。
運行本数は1日2往復。さらに、季節限定で夜行列車の運行も計画している。車両はCDのコンフォートジェットを使用する。DBのミヒャエル・ペテルソン長距離旅客輸送担当取締役は「国際長距離列車は、4時間を超える乗車時間であっても人気を集めている。高まる需要に応えるため、魅力的なサービスをさらに充実させる」と力を込めた。
ベルリンのウェグナー市長は「3首都を結ぶ列車の運行は、ベルリンの欧州のハブとしての地位を強化するものだ」と期待感を語っている。
欧州委員会は国際列車の運行拡大を支援している。プラハ―コペンハーゲン間の列車は、欧州委が選定した計10件のパイロットプロジェクトの1つ。
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