• 印刷する

バイオスプリング、ヘッセンに新施設建設へ

ドイツのバイオテクノロジー企業バイオスプリング(BioSpring)は3日、フランクフルト近郊オッフェンバッハ(Offenbach)で、RNA(リボ核酸)ベースの医薬品「核酸医薬」の原料を製造する新たな生産拠点を建設すると発表した。投資額は1億5,000万ユーロで、2027年末までの完成を予定している。

新施設は複合型となり、生産や品質管理、オフィス機能、さらにイベント用などに使用可能なアトリウムなどで構成される。初期段階の総床面積は1万5,200平方メートルを超え、200人の雇用創出を見込む。

シルビア・ボイチェフスキ最高経営責任者(CEO)は起工式で、「オッフェンバッハへの投資により、核酸医薬品の原料製造で新たな基準を確立する」とあいさつ。その上で、「将来的には治療用途の核酸をトン規模で生産できるようになる。大量生産によって顧客の成長を支援し、当社の地位を確立する」と述べた。

地元のヘッセン州政府やオッフェンバッハ市も、バイオ産業による地域経済の活性化を期待し、計画を歓迎している。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 医療・医薬品化学マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

VW、中国でSoC開発 ホライズンと協業=供給網強化へ(11/06)

ドイツテレコム、AIデータセンターを建設(11/06)

高級車BMW、第3四半期は大幅減益(11/06)

シーメンス、韓国・HD現代と米造船近代化(11/06)

国民の72%、五輪招致に賛成=世論調査(11/06)

EU17カ国の産業相、「ベルリン宣言」調印(11/06)

独、対中貿易赤字が最大に=870億ユーロ(11/06)

製造業受注、9月は1.1%増加(11/06)

中国政府に例外適用申請 車部品各社=ネクスペリア問題(11/05)

車部品シェフラー、数千台の人型ロボ導入へ(11/05)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン