通信大手ドイツテレコムと米国の半導体大手エヌビディアは13日、ドイツで産業用アプリケーションに向けた初の人工知能(AI)クラウドプラットフォーム構築に向け、提携すると発表した。遅くとも2026年までの導入を目指す。両社はAIギガファクトリーの実現に向けた基盤整備を進めるとしている。
エヌビディアはAIファクトリーに向けて1万個のチップを供給。ドイツテレコムは独立性の高いインフラを提供し、データセンターや運用、販売、セキュリティー、AIソリューションを担う。
ドイツのメルツ首相は同日、エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)とベルリンで会談した。メルツ氏はエヌビディアのクラウドプラットフォーム構想を歓迎し、「戦略的なAIインフラへの投資はわが国の革新力の中核を成す」とコメントした。政府はAIギガファクトリーの設置を目指している。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。