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メルセデス、新型の高級EV発表=26年投入

ドイツの自動車大手メルセデス・ベンツ・グループ(旧ダイムラー)は22日、電動高級バン「ビジョンV」を2026年に投入すると発表した。ロイター通信によると、一部車両は中国で生産する。今後はシリーズとして、ファミリーカーからリムジンまで多彩なラインアップを用意するとしている。

バンには、ベッドにできるラウンジチェアだけでなく、車内をプライベートシネマやカラオケバーに変えられる巨大スクリーンやサラウンドサウンドシステムが備え付けられている。コンセプトは「車輪の付いたプライベートラウンジ」。これを機にラグジュアリー部門へと進出し、独自性を高めるとしている。

バン部門の責任者であるトマス・クライン氏は「ビジョンVはメルセデス・ベンツのバンの新時代の幕開けとなる。デザインや快適性、没入感あるユーザー体験により、新基準を確立すると同時に顧客の高い要求にも応える」とコメントした。

メルセデスの中国販売は24年に7%減少。全体を押し下げた。地場の自動車メーカーに押され、同国内で最大15%の人員削減を計画しているとも報じられている。

「ビジョンV」の車内(メルセデス・ベンツ提供)

「ビジョンV」の車内(メルセデス・ベンツ提供)


関連国・地域: ドイツアジア
関連業種: 自動車・二輪車

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