ドイツ連邦陸運局(KBA)は3日、3月の新車登録台数が25万3,497台となり、前年同月比3.9%減少したと発表した。ドイツメーカーはBMWやポルシェ、オペルが不調だった。
メーカー別に見ると、ドイツ車はフォルクスワーゲン(VW)が5.7%増の5万935台。オペルは26.1%減の9,581台だった。
高級車はメルセデス・ベンツが1.6%増の2万2,057台。BMWが2.4%減の2万857台、アウディは2.4%増の1万7,608台だった。ポルシェは20.8%減の3,227台となっている。
外国メーカーは米国のフォードが17.5%減の8,752台。テスラは42.5%減の2,229台だった。フランス勢はプジョーが12.6%増の6,008台、ルノーは45.7%増の5,959台。シトロエンは42.7%減の4,427台となっている。
日本勢は、トヨタ自動車(レクサス除く)が14.6%減の7,386台。マツダは5.5%減の5,292台で、日産自動車は13.1%増の4,892台だった。これにスズキ(2,659台、17.3%減)、三菱自動車(1,788台、66.9%減)、ホンダ(1,008台、25.7%増)、SUBARU(スバル、459台、5.3%増)が続く。
燃料別では、ガソリン車が全体の27.8%を占め、登録台数は29.4%減少。ディーゼル車のシェアは14.9%で、登録台数はこちらも21.7%減っている。半面、ハイブリッド車(HV)は22.1%、電気自動車(EV)は35.5%それぞれ増えた。
■生産台数は8%増加
ドイツ自動車工業会(VDA)によると、加盟メーカーの3月の生産台数は前年同月比8%増の39万1,300台となった。輸出台数は8%増の30万4,300台だった。
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