• 印刷する

テムズ川に新トンネル建設へ 交通渋滞の緩和に期待=32年完成

英国政府は25日、ロンドン南東部の道路開発事業「ローワー・テムズ・クロッシング(LTC)」を承認したと発表した。2026年の着工、32年の完成を予定する。事業申請から16年を経ての決着で、地域の交通渋滞の改善が期待される。

LTCでは、テムズ川下流に約14.5マイル(約23キロメートル)の道路を敷設する。そのうち約2.6マイルは、テムズ川の北側ティルベリー(Tilbury)と南側グレーブゼンド(Gravesend)を結ぶトンネル区間となり、完成すれば国内最長のトンネルとなる。

プロジェクトは運輸省傘下の高速道路局が主導。19年の閣議決定時点では総工費53億ポンドと試算されていたが、現時点では90億ポンドに膨れ上がっている。高速道路局は、LTCの開通によって東側を通るダートフォード(Dartford)・クロッシングの交通量が20%削減されるとしている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

JLR、8日から生産再開 中部2工場から段階的=物流も(10/08)

英政府、住宅売買制度の改革案を発表(10/08)

ハリファックス住宅価格、9月は0.3%低下(10/08)

建設業PMI、9月は上昇も分岐点割れ(10/08)

英化学イネオス、独の生産2拠点を閉鎖へ(10/08)

日立レール、英工場を初公開 <独自>近代鉄道の誕生200周年(10/07)

高級車JLR、エンジン工場が稼働再開(10/07)

スターマー首相、インド公式訪問=8~9日(10/07)

新車登録台数、9月は13.7%増加(10/07)

中国BYD、英が国外最大市場に=販売10倍(10/07)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン