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テムズ川に新トンネル建設へ 交通渋滞の緩和に期待=32年完成

英国政府は25日、ロンドン南東部の道路開発事業「ローワー・テムズ・クロッシング(LTC)」を承認したと発表した。2026年の着工、32年の完成を予定する。事業申請から16年を経ての決着で、地域の交通渋滞の改善が期待される。

LTCでは、テムズ川下流に約14.5マイル(約23キロメートル)の道路を敷設する。そのうち約2.6マイルは、テムズ川の北側ティルベリー(Tilbury)と南側グレーブゼンド(Gravesend)を結ぶトンネル区間となり、完成すれば国内最長のトンネルとなる。

プロジェクトは運輸省傘下の高速道路局が主導。19年の閣議決定時点では総工費53億ポンドと試算されていたが、現時点では90億ポンドに膨れ上がっている。高速道路局は、LTCの開通によって東側を通るダートフォード(Dartford)・クロッシングの交通量が20%削減されるとしている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済

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