• 印刷する

英中銀、4.5%に利下げ 2会合ぶり=景気減速懸念

英中銀イングランド銀行は6日、前日に開いた金融政策委員会(MPC)で、政策金利を0.25ポイント引き下げ4.5%とすることを決めたと発表した。利下げは2会合ぶり。国内経済が伸び悩む中、利下げは大方が予想していた。同行は今年の経済見通しを大幅に引き下げる一方、インフレが今秋までに再加熱するとみている。

議事録によると、0.25ポイントの利下げは金融政策委員9人のうちベイリー総裁を含む7人が支持したが、残りの2人は0.5ポイントの引き下げを主張した。

ベイリー総裁は、「今回、再び利下げできたことは、多くの人にとって朗報だろう」とコメント。今後については、「英国経済と世界の動向を入念に監視し、さらなる利下げについては段階的かつ慎重なアプローチをとる」としている。

同行は今回、2025年の国内総生産(GDP)成長率見通しを11月時点の予測の1.5%から0.75%へと半減させた。

インフレ率は12月に3カ月ぶりに前月を下回り、2.5%となったものの、イングランド銀は今回、25年第3四半期(7~9月)には再び約3.7%に加速すると予想。前回見通しの2.8%から大幅に引き上げている。


関連国・地域: 英国
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

英中銀、4.5%に利下げ 2会合ぶり=景気減速懸念(02/07)

英政府、SMRの建設規制を緩和へ(02/07)

日揮、スマート変圧器開発の英新興に出資(02/07)

製薬アストラゼネカ、通期は18%増益(02/07)

英、洪水対策に26.5億ポンド 気候変動で発生リスク拡大(02/06)

新車登録台数、1月は2.5%減少(02/06)

グラスゴー大発の水素技術、離島で実証実験(02/06)

製薬GSK、第4四半期は10%減益(02/06)

英、対EU関係「リセット」 防衛・経済で協力=5月首脳会議(02/05)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン