• 印刷する

VW、総人件費の6%削減を計画

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は、2024年末に金属産業労働組合IGメタルとの団体交渉が終結したことを受け、賃金構造の見直しを進めている。DPA通信によると、27年に新たな賃金体系へ移行することを目指しており、長期的には総人件費を6%削減する計画だという。

労組との賃金交渉は26年1月に開始する予定。6%の削減目標は暫定的なもので、今後同業他社の賃金構造の分析も進め、目標を確定させる。

団交では従業員の賃上げを実質的に停止することで合意に至ったが、賃金カットには踏み込んでいない。そのため今の賃金を維持したまま、数年かけて、新賃金体系に近づけていく方針だ。

団交は昨年のクリスマス直前に妥結した。国内工場の閉鎖計画は撤回されたが、30年までに国内従業員の4分の1に当たる3万5,000人超を削減することで労使は合意した。ただ、30年までの雇用保障を設けることも決まっている。人員削減は強制的な解雇ではなく、自然減や自主退職で進めていく。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

メルツ首相、就任から100日 成果強調も資質に疑問の声(08/14)

自動車工業会長、関税合意の早期実行を要求(08/14)

VW親会社、防衛分野のファンド設立へ(08/14)

pbb、米撤退で3.1億ユーロの損失計上(08/14)

インフレ率、7月は2%で横ばい=改定値(08/14)

商用車4社、排ガス規制巡り米加州を提訴(08/14)

病院連盟、エアコン設置へ歳出要求(08/14)

英独仏、対イラン制裁復活も=国連に書簡(08/14)

「泳がせて!」川の開放要求=独ベルリン(08/14)

スカイハブPAD、9月就航 地元資本の仮想航空会社(08/13)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン