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次世代エンジンRELが破綻 資金交渉が決裂=F1にも影響か

次世代エンジンを手がけるリアクション・エンジンズ(REL)が、管財人の管理下に入った。管財人に指名された大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が10月31日明らかにした。報道によると、従業員208人のうち173人はすでに解雇されている。

RELは経営難のために約2,000万ポンドの運転資金を確保する必要があり、当初はアラブ首長国連邦(UAE)の政府系ファンドの戦略開発基金(SDF)と協議を進めていた。ただ、10月に交渉が決裂し、同社に出資する航空・防衛大手BAEシステムズや航空エンジン大手ロールス・ロイスなども救済には動かなかったために、破綻が決まった。

RELは1989年の設立で、ジェットエンジンとロケットエンジンの技術を組み合わせた極超音速機向けエンジン「SABRE」を開発する。SABREはエンジンの前部にヘリウムガスを使った冷却装置「プリ・クーラー」を備えており、この技術はドイツの自動車大手メルセデス・ベンツ・グループ(旧ダイムラー)のレーシングカー用エンジンにも採用されている。このため、RELの破綻で自動車レース「フォーミュラ1(F1)」にも影響が及ぶ可能性がある。[労務]


関連国・地域: 英国ドイツ中東
関連業種: 自動車・二輪車その他製造雇用・労務

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