リコーは18日、欧州地域の産業印刷事業を担う新会社「リコー・プリンティング・ソリューションズ・ヨーロッパ(RPSE)」を設立したと発表した。拠点は英イングランド中部テルフォード(Telford)で、2025年4月から事業活動を開始する。
新会社はリコーグラフィックコミュニケーションズビジネスユニット(RGC)の直轄組織となる。産業インクジェットヘッド・テキスタイルプリンターなど、印刷領域の販売、エンジニアリングサポート、評価などの機能を集約し、顧客への一貫した専門的なサポートを実現する。また、産業印刷のコア技術であるインクジェット技術の知見を高め、研究開発(R&D)部門と他地域拠点の連携を図る考えだ。
リコーは新会社設立によって欧州での事業基盤を強化し、環境課題やコスト面で需要が高まるデジタル印刷の推進を目指す。[日本企業の動向]
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