IT(情報技術)システム開発のSCSK(東京都江東区)は1日、英国法人がドイツ西部デュッセルドルフに支店を開設したと発表した。9月から営業を開始しており、欧州連合(EU)域内でのITサービス事業の拡大や、新規ビジネスの開拓と展開を進める。
支店は大陸欧州で唯一の拠点となる。ドイツに支店を開設した理由として、欧州最大の経済大国で日系企業の進出数が欧州最多であることや、交通や物流のインフラが整っており、欧州主要都市へのアクセスが容易であることを挙げた。SCSKは住友商事のグループ会社で、グループの顧客基盤を活用した事業展開が見込めることも決め手となった。
日系メーカーを主なクライアントとし、デジタルトランスフォーメーション(DX)のコンサルティングや、開発と実装、運用サポートなどを提供していく。[日本企業の動向]
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