• 印刷する

独製薬業界、34年までに4万人不足

ドイツの製薬業界で、2034年までに約4万人の専門人材が不足するとの見通しを、業界団体の研究開発型製薬工業協会(VFA)が明らかにした。現在の業界の労働力の約25%に相当する。定年退職者の補充がままならない状況で、調査担当者は「的を絞った対策を取らなければ、ドイツの重要産業におけるイノベーション力が低下する」と警鐘を鳴らしている。

VFAは対策として、現在離職中だが、働く意欲のある人への支援を求めている。勤務時間を柔軟に設定することや、子育てとの両立がしやすい環境づくりのほか、継続教育の提供が再就職を後押しすると述べている。

外国の熟練労働者の獲得も重要だと指摘し、「迅速かつ簡単な手順で、スキルを持つ人材を受け入れられるようにする必要がある」と訴えた。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

メルツ氏、総選挙勝利に自信 ショルツ氏に「奇跡は起きない」(02/21)

メルセデス、通期は31%減益=コスト策発表(02/21)

自動車部品ボッシュ、SOFC事業から撤退(02/21)

欧州委、半導体工場への政府補助金を承認(02/21)

ベルリンの公共交通機関、48時間スト突入(02/21)

代替肉キンダ、300万ユーロ調達(02/21)

生産者物価、1月は0.5%上昇(02/21)

独の電気代は「高すぎる」 AfD党首、原発回帰訴え(02/20)

タイヤのコンチ、R&D職を3千人削減(02/20)

6州の交通機関、21日にスト=賃上げへ圧力(02/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン