• 印刷する

独製薬業界、34年までに4万人不足

ドイツの製薬業界で、2034年までに約4万人の専門人材が不足するとの見通しを、業界団体の研究開発型製薬工業協会(VFA)が明らかにした。現在の業界の労働力の約25%に相当する。定年退職者の補充がままならない状況で、調査担当者は「的を絞った対策を取らなければ、ドイツの重要産業におけるイノベーション力が低下する」と警鐘を鳴らしている。

VFAは対策として、現在離職中だが、働く意欲のある人への支援を求めている。勤務時間を柔軟に設定することや、子育てとの両立がしやすい環境づくりのほか、継続教育の提供が再就職を後押しすると述べている。

外国の熟練労働者の獲得も重要だと指摘し、「迅速かつ簡単な手順で、スキルを持つ人材を受け入れられるようにする必要がある」と訴えた。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

極右AfDが台頭か 試金石のNRW州地方選(08/22)

第3四半期の経済、米関税で停滞へ=連銀(08/22)

テスラ、独工場で火災=バッテリーセル落下(08/22)

ユーロ圏総合PMI、8月は上昇=速報値(08/22)

ポルシェ、バッテリー子会社の事業停止へ(08/22)

千人当たりの乗用車台数、25年初頭は590台(08/22)

義肢オットーボック、IPOを計画か(08/22)

宿泊・飲食業界、上半期は3.7%減収(08/22)

独政界、CO2削減に遅れ 公用車の半数超、EU目標を超過(08/21)

対米貿易黒字、上半期は13%縮小=高関税で(08/21)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン