• 印刷する

排水からグリーン水素生産へ ウェールズ社、地元大学と提携

ガスパイプライン網の運営を手がける英国のウェールズ&ウエスト・ユーティリティーズ(WWU)は、産業排水を原料とするグリーン水素の生産プロジェクトを開発すると発表した。英国の水素機器メーカー、ハイドロスター(HydroStar)およびウェールズのカーディフ大学と提携し、2025年3月までに電解槽の試作品を完成させることを目指す。

このプロジェクトでは、ハイドロスターが開発する電解槽「ネクストジェン(NextGen)」を用い、雨水のほか、微小プラスチックや重金属で汚染された廃水を原料にグリーン水素を生産することを目指す。

グリーン水素の生産では通常、純度の高い水が原料とされるため、電力消費量の多い水の純化装置が必要となり、電力や水の供給システムに負担がかかる。このプロジェクトでは、汚染物質の除去技術と低炭素の水素生産プロセスを組み合わせることにより、こうした障壁を解消し、顧客に安価なグリーン水素を提供できるという。

ハイドロスターは「ネクストジェン」の開発に向け、エネルギー業界の監督機関Ofgem傘下の戦略的革新基金から支援を受けている。[環境ニュース]


関連国・地域: 英国
関連業種: 化学電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

たばこ販売禁止法案を提出 英政府「最大の健康リスク」制限(11/06)

電力の脱炭素化、1千キロの送電線敷設要(11/06)

韓国社、デンマークに超高圧変圧器を供給へ(11/06)

新車登録台数、10月は6%減(11/06)

ボーダフォンとスリーの統合、条件付き承認(11/06)

みずほ銀行、英コンサルに2千万ドル出資(11/06)

ユニクロ、アニヤとのコラボ商品発売(11/06)

新興44.01、UAEでCO2鉱物化に成功(11/06)

シェル、マレーシアの給油所に太陽光発電(11/06)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン