• 印刷する

競争当局、ティッセン造船部門の合弁承認

ドイツ連邦カルテル庁は2日、鉄鋼・エンジニアリング大手ティッセンクルップの造船子会社ティッセンクルップ・マリン・システムズ(TKMS)と、造船リュルセン(Luerssen)傘下NVLの合弁事業を承認した。事業はドイツ海軍のフリゲート艦を新造するもので、カルテル庁は競争上の懸念はないと判断した。

両社は合弁企業を設立し、F127型フリゲート艦の設計と建造に取り組む。国防省との契約は2025年半ばに締結の見通し。5隻建造の予定で、もう1隻受注する可能性もある。

NVLは海軍艦艇や、沿岸警備隊用船舶の建造と修理を専門としている。両社はこれまでもF125型フリゲート艦の建造などで協力してきた。

連邦カルテル庁は、海軍向けの造船は入札要件を満たすために、リソースと専門知識を結集する必要があると指摘。そのため合弁設立は一般的であり、経済的にも必要な慣行だとの認識を示した。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: その他製造運輸マクロ・統計・その他経済政治

その他記事

すべての文頭を開く

近代化アジェンダを閣議決定 独、デジタル国家へ80項目(10/03)

水素インフラの整備加速へ、法案を閣議決定(10/03)

送電網コスト、26年は57%低下の見通し(10/03)

英、難民の永住に条件=密航誘因に対処(10/03)

チェコ富豪、ティッセン鉄鋼部門の株式売却(10/03)

ルフトハンザ、人員削減のピークは27~28年(10/03)

AI翻訳ディープエル、米でIPO検討(10/03)

検察、ハマス工作員とみられる3人を逮捕(10/03)

ZF、30年までに7600人削減 電動パワートレイン部門(10/02)

YKK、伊めっき液開発社を子会社化(10/02)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン