英政府は19日、ロンドン・シティー空港の拡張計画を承認した。年間の旅客取り扱い能力は2031年までに250万人拡大し、900万人となる。拡張計画と合わせ空港は、土曜日の発着を午後0時半までに制限している現行規則を緩和し、午後6時半まで可能にするよう求めていたが、これは却下された。
BBC電子版などによると拡張計画は、空港が立地するロンドン・ニューアム区議会の戦略開発委員会が23年7月、騒音や大気への影響を理由に否決していたが、大規模なインフラ整備計画を打ち出している労働党新政権が覆した。
拡張に伴い、早朝の発着便が増加する見通し。空港は「より環境に優しく、より静かな次世代航空機」のみが、追加便として許可されると説明している。
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