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メルセデス、19%減益 EV需要低迷と中国不振響く

ドイツの自動車大手メルセデス・ベンツ・グループ(旧ダイムラー)は26日、第2四半期(4~6月)のEBIT(利払い・税引き前利益)が40億3,700万ユーロとなり、前年同期比19%減少したと発表した。電気自動車(EV)の需要低迷に加え、中国での不振が響いた。

EBITを部門別に見ると、主力の乗用車部門メルセデス・ベンツ・カーズは27億5,600万ユーロと、28%減少。商用車部門メルセデス・ベンツ・バンズは3%拡大し、8億3,000万ユーロだった。金融サービス部門メルセデス・ベンツ・モビリティーは、58%伸びた。

グループの売上高は4%減の367億4,300万ユーロ。販売台数は乗用車が49万6,712台と4%減り、商用車も10万3,435台と13%減った。

メルセデス・ベンツは通年について、グループ全体の売上高は前年並み、フリーキャッシュフローとEBITは前年を若干下回ると予想。売上利益率(ROS)については、メルセデス・ベンツ・カーズは10~11%に見通しを引き下げ、メルセデス・ベンツ・バンズは14~15%に引き上げた。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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