• 印刷する

VW、米クアンタムと契約 EV向け全固体電池の量産権確保

ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は11日、電気自動車(EV)向け全固体電池(SSB)の量産権を確保したと発表した。バッテリー事業を統括する傘下企業パワーコー(PowerCo)が、SSBの開発を手がける米国の新興企業クアンタムスケープ(QuantumScape)とライセンス契約を締結した。

ライセンスは非独占的なもので、初期段階では年産最大40ギガワット時とする。契約には将来的に、年産最大80ギガワット時まで拡張するオプションも盛り込んでいる。EV100万台分のSSBの生産が可能になる。

VWはクアンタムスケープの筆頭株主。クアンタムスケープは2010年の設立で、カリフォルニア州サンノゼ(San Jose)を本拠とする。両社は12年から提携しており、18年には合弁会社を設立している。VWはライセンス契約締結の発表と同時に、合弁事業は終了することも明らかにした。[環境ニュース]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

ティッセン造船子会社が上場 時価総額50億ユーロ、予測の2倍(10/21)

自動車メルセデス、4千人が退職受け入れ(10/21)

ルフトハンザ、来夏に国内線週100便削減も(10/21)

独中小企業、中東欧企業の買収標的に(10/21)

セメントのホルシム、建材クセラを買収(10/21)

食事宅配フリンク、米アマゾンが出資検討か(10/21)

生産者物価、9月は1.7%低下(10/21)

自動車業界、生産停止の恐れ 半導体ネクスペリアの輸出規制(10/20)

ポルシェ、CEO交代へ協議開始=兼任解消(10/20)

運輸相、運転免許取得費用の引き下げ策発表(10/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン