• 印刷する

VW、米クアンタムと契約 EV向け全固体電池の量産権確保

ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は11日、電気自動車(EV)向け全固体電池(SSB)の量産権を確保したと発表した。バッテリー事業を統括する傘下企業パワーコー(PowerCo)が、SSBの開発を手がける米国の新興企業クアンタムスケープ(QuantumScape)とライセンス契約を締結した。

ライセンスは非独占的なもので、初期段階では年産最大40ギガワット時とする。契約には将来的に、年産最大80ギガワット時まで拡張するオプションも盛り込んでいる。EV100万台分のSSBの生産が可能になる。

VWはクアンタムスケープの筆頭株主。クアンタムスケープは2010年の設立で、カリフォルニア州サンノゼ(San Jose)を本拠とする。両社は12年から提携しており、18年には合弁会社を設立している。VWはライセンス契約締結の発表と同時に、合弁事業は終了することも明らかにした。[環境ニュース]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

フォード、独工場で千人削減 EV需要予想下回り=1交代制に(09/17)

独、新規太陽光発電の固定価格制度を廃止へ(09/17)

ルフトハンザ、客室乗務員労組とも交渉決裂(09/17)

英新原発、大口事業者は20万ポンド超負担増(09/17)

自動車部品ボッシュ、年間25億ユーロ削減へ(09/17)

自動車部品ZF、社債発行を5億ドル拡大(09/17)

ルーマニア社、ドイツの中古車市場に参入(09/17)

ZEW景気期待指数、9月は改善(09/17)

NRW州地方選、AfD躍進 メルツ政権最初の政治的試金石(09/16)

EVテスラ、ベルリン近郊の工場で増産計画(09/16)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン