ドイツ政府はガソリンスタンドに、電気自動車(EV)用の急速充電器設置を義務付ける方針を閣議決定した。2028年の実施を目指し、義務化により国内の急速充電器は8,000基増えると見込んでいる。
ドイツ公共放送連盟(ARD)によると政府案は、200以上のガソリンスタンドを展開している企業が対象。28年1月1日以降、各ガソリンスタンド内か近隣に、最低150キロワット出力の充電器を少なくとも1基設置することを義務付ける。10社ほどが対応を迫られるとみられる。
国内の公共EV充電器の数は、4月時点で約11万5,000基で、うち急速充電器は約2万2,000基。政府は30年までにEV普及台数を1,500万台に引き上げる目標を掲げており、充電網の拡充を急ぐ。[環境ニュース]
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