ドイツ連邦陸運局(KBA)は、3月の新車登録台数が26万3,844台となり、前年同月比6.2%減少したと発表した。ドイツメーカーはVW傘下のポルシェとBMWを除いて、軒並み低迷した。
メーカー別に見ると、ドイツ車はフォルクスワーゲン(VW)が3.4%減の4万8,180台。オペルは2.7%減の1万2,958台だった。
高級車はメルセデス・ベンツ22.8%減の2万1,706台。BMWは0.6%増の2万1,366台、VW傘下のアウディは37.9%減の1万7,200台だった。VW傘下のポルシェは14.8%増の4,072台となっている。
外国メーカーは米国のフォードが7.8%減の1万603台。テスラは55.4%減の3,878台だった。フランス勢はシトロエンが91.8%増の7,725台。プジョーが9.4%増の5,338台、ルノーは32.9%減の4,091台だった。
日本勢は、トヨタ自動車(レクサス除く)が30%増の8,649台。マツダは3.3%減の5,598台、三菱自動車は3.3倍の5,395台だった。これに日産自動車(4,326台、5.8%減)、スズキ(3,214台、2.1%減)、ホンダ(803台、72.5%増)、SUBARU(スバル、436台、9%減)が続く。
燃料別では、ガソリン車が全体の37.8%を占め、登録台数は3.4%減少。ディーゼル車のシェアは18.3%で、登録台数は0.5%減っている。電気自動車(EV)の登録台数は28.9%減少し、ハイブリッド車(HV)は1.2%縮小した。
■生産台数は67%増加
ドイツ自動車工業会(VDA)によると、加盟メーカーの3月の生産台数は前年同月比15%減の37万2,800台となった。輸出台数は11%減の29万2,700台だった。
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