• 印刷する

自動車業界の景況感、3月は改善=Ifo

Ifo経済研究所は3日、ドイツ自動車業界の景況感が3月は改善したと発表した。輸出見通しが明るくなり、サプライチェーン(供給網)の不安も緩和したことで、2023年5月以来の水準となった。

自動車業界の景況感指数は2月のマイナス9.9ポイントから、3月はマイナス5.8ポイントに上昇した。うち「期待指数」はマイナス29.5ポイントからマイナス18.7ポイントへ上向いた。Ifoは巨大市場である米国と中国で、楽観ムードが高まっているとみている。

紅海情勢の緊張は続いているが、サプライチェーンに問題が生じていると回答した企業は少なかった。Ifoは「新型コロナウイルスの流行以降、サプライチェーンの耐久力を高めるために取り組んできたことが成果を上げている」と分析した。

Ifoの担当者は「ドイツの自動車産業はようやく23年下半期(7~12月)の低迷を抜け出し、再び自信を持って将来に目を向けているようだ」と語った。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

メルツ氏、総選挙勝利に自信 ショルツ氏に「奇跡は起きない」(02/21)

メルセデス、通期は31%減益=コスト策発表(02/21)

自動車部品ボッシュ、SOFC事業から撤退(02/21)

欧州委、半導体工場への政府補助金を承認(02/21)

ベルリンの公共交通機関、48時間スト突入(02/21)

代替肉キンダ、300万ユーロ調達(02/21)

生産者物価、1月は0.5%上昇(02/21)

独の電気代は「高すぎる」 AfD党首、原発回帰訴え(02/20)

タイヤのコンチ、R&D職を3千人削減(02/20)

6州の交通機関、21日にスト=賃上げへ圧力(02/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン