• 印刷する

ルフトハンザの地上職員、最大18%賃上げ

ドイツのルフトハンザ航空と統一サービス産業労組ヴェルディ(Ver.di)は、地上職員の賃金を最大18%引き上げることで妥結した。労組が3月28日、合意内容を明らかにした。今後、約2万5,000人の組合員らは、受け入れの是非を巡る投票を実施する。結果は4月中旬に出る見通し。

合意によると、ルフトハンザとヴェルディは2年間の労働協約を結ぶ。賃上げは今年1月1日にさかのぼり、2段階に分けて実施する。まず7%引き上げ、2025年3月に一律150ユーロを上乗せする。さらに2%の昇給を追加する。3,000ユーロのインフレ手当のほか、シフト手当として基本給の3.6%に相当する額を支給することも決まった。平均の賃金増加率は12.5%となる。

一連の団体交渉で、地上職員は5回のストライキを実施。交渉は進展せず行き詰まり、調停手続きに持ち込まれた。東部テューリンゲン州のラメロウ首相らが仲裁人となった。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 運輸雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

メルツ氏、総選挙勝利に自信 ショルツ氏に「奇跡は起きない」(02/21)

メルセデス、通期は31%減益=コスト策発表(02/21)

自動車部品ボッシュ、SOFC事業から撤退(02/21)

欧州委、半導体工場への政府補助金を承認(02/21)

ベルリンの公共交通機関、48時間スト突入(02/21)

代替肉キンダ、300万ユーロ調達(02/21)

生産者物価、1月は0.5%上昇(02/21)

独の電気代は「高すぎる」 AfD党首、原発回帰訴え(02/20)

タイヤのコンチ、R&D職を3千人削減(02/20)

6州の交通機関、21日にスト=賃上げへ圧力(02/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン