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海運ハパックロイド、通期は82%減益

ドイツの海運大手ハパックロイド(Hapag-Lloyd)は14日、2023年12月期の純利益が29億5,100万ユーロとなり、前期比82.7%縮小したと発表した。1年前は輸送のボトルネックによる運賃高騰が追い風になり記録的な利益をたたき出したが、23年はその反動で大幅減となった。

売上高は48%減の179億3,000万ユーロ。輸送量はTEU(20フィートコンテナ換算)で1,190万7,000個と、0.5%増加した。平均輸送料はTEU当たり1,500ドルと、47.6%低下している。

EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は44億6,100万ユーロとなり、前期比77%減少。これをベースとする利益率は25%と、1年前から31ポイント悪化した。

ハパックロイドは今年について、紅海でイエメンの親イラン武装組織フーシ派による商船への攻撃が継続していることから、収益の減少は避けられないとみている。EBITDAは10億~30億ユーロ、EBIT(利払い・税引き前利益、特別損益除く)ベースでは、10億ユーロの赤字~10億ユーロの黒字になると予想している。


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済

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