• 印刷する

航空IAG、過去最高益 需要回復でコロナ前上回る=通期

英国の航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とスペインのイベリア航空を運営するインターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)は2月29日、2023年12月期の営業利益(特別損益除く)が35億700万ユーロとなり、前期比2.8倍に増加したと発表した。需要回復を背景に、新型コロナウイルスの感染拡大前に当たる19年の32億5,300万ユーロを上回り、過去最高益となった。

売上高は27.7%増の294億5,300万ユーロ。旅客輸送実績は有効座席キロ(ASK)換算で22.6%拡大し、有償旅客キロ(RPK)換算では27.8%伸びた。搭乗率は85.3%と、1年前から3.5ポイント上昇している。

IAGは24年について、BAは引き続きコロナ禍前の長距離輸送能力の再構築に取り組み、イベリア航空は中南米市場での成長を目指す。旅客収入見込みについては第1四半期(1~3月)の92%、上半期の62%がすでに予約済みで、前年を上回る滑り出しとなっている。


関連国・地域: 英国スペイン
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

英仏首脳が訪米へ トランプ氏とウクライナ情勢協議(02/21)

消費者の半数、経済先行きを悲観=調査(02/21)

水道テムズ、米投資KKRが過半数株取得も(02/21)

ロイズ銀、20%減益=引当金7億ポンド計上(02/21)

投融資先の低炭素化、欧州3行がトップ(02/21)

BAEシステムズ、通期は14%増益(02/21)

生産者物価、1月は0.3%上昇(02/21)

インフレ率、1月は3% 10カ月ぶり高水準=利下げ影響も(02/20)

金融HSBC、通期は6.5%増益(02/20)

野村不動産、ロンドンでオフィスビル竣工(02/20)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン