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タタ、英南西部に電池工場 26年から稼働=EV向け

英国の高級車メーカー、JLR(旧ジャガー・ランドローバー)を傘下に持つインドの自動車大手タタ・モーターズは、イングランド南西部サマセット州に電気自動車(EV)用バッテリー工場を建設することを正式決定した。投資額は40億ポンドで、4,000人超を雇用する。生産能力は40ギガワット時で、2026年から稼働開始する予定。BBC電子版が伝えた。

建設地は、サマセット州ブリッジウオーター(Bridgwater)近郊の「グラビティー・ビジネスパーク」。新工場は用地の50%を占める。英政府はこれまで、同社が英国内に工場を新設すると明らかにしていたが、今回改めて建設地が正式決定した。

同工場では、年間40ギガワット時のEV用電池を生産する。供給先はJLRのほか、他の自動車メーカーも念頭にあるようだ。稼働開始すれば、乗用車約50万台分の供給が可能になり、2030年までには英国内の需要の半分程度を賄えるという。

雇用人数は工場単体で4,000人を見込んでおり、サプライチェーン(供給網)も含めるとさらに数千人分の創出につながる。地元の商工会議所トップは「地域にチャンスをもたらす」と歓迎した。[環境ニュース]


関連国・地域: 英国アジア
関連業種: 自動車・二輪車電機マクロ・統計・その他経済

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