英国の金融大手バークレイズは8日、スーパー国内最大手テスコの銀行事業を買収することで合意したと発表した。取引額は約6億ポンドで、買収完了後に一定の条件を満たせば1億ポンドを追加で支払う。両社はさらに、「テスコ」ブランドの金融商品で向こう10年間にわたり提携する契約を交わしている。
買収の対象となるのは、クレジットカードやローン、貯蓄口座などテスコのリテール銀行事業全般で、総資産は昨年8月末時点で77億ポンド、負債は67億ポンドに上る。テスコは現金自動預払機(ATM)、保険、外貨両替、ギフトカード事業は維持する。
銀行事業の従業員約2,800人は取引完了後にバークレイズに移管される。テスコは事業売却益の大半を株主配当に回す方針を示している。取引は当局の承認を経て、下半期(7~12月)の成立を見込む。
一方、戦略提携では、バークレイズはテスコのロイヤルティープログラムのデータを活用し、「テスコ」ブランドのクレジットカードやローン、貯蓄口座を展開していく。バークレイズはテスコにブランド使用料を支払う取り決めだ。
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