• 印刷する

バイエル、大幅な人員削減=従業員側と合意

ドイツの製薬・化学大手バイエルは17日、大幅な人員削減を実施する方向で、従業員側と合意に至ったと発表した。詳細な削減人数は明らかにしていないが、経済紙ハンデルスブラットは関係者の話として、数千人に上る恐れがあり、特にドイツ拠点が影響を受けると報じている。

2023年に就任したビル・アンダーソン最高経営責任者(CEO)は、組織の構造改革を進めている。経営管理の合理化や、意思決定プロセスの迅速化の一環として、人員整理を決めた。

バイエルのドイツ国内の従業員は、約2万2,000人。人員削減は今後数カ月以内に開始し、遅くとも25年末までに完了する方針。

従業員側の代表である中央労働評議会議長は、「グループの全事業部門存続のためには人員削減が必要で、苦渋の決断だった」と合意に至った背景を説明した。[労務]


関連国・地域: ドイツ
関連業種: 医療・医薬品化学農林・水産雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

経済学者、政策に低評価 メルツ政権の改革遅れ指摘(08/15)

BNP、メルセデスのリース部門買収検討か(08/15)

BMW、バイエルン州の塗装工場を拡張(08/15)

防衛装備、需要増で価格下落=ラインメタル(08/15)

独英の運輸相、直通列車の運行へ趣意書(08/15)

鉄鋼ティッセン、赤字拡大=顧客が不振(08/15)

海運ハパックロイド、上半期は3.1%減益(08/15)

メルツ首相、就任から100日 成果強調も資質に疑問の声(08/14)

自動車工業会長、関税合意の早期実行を要求(08/14)

VW親会社、防衛分野のファンド設立へ(08/14)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン