• 印刷する

英鉄道運転士、30日からスト 大半の路線運休=16社参加

英国の鉄道運転士労働組合(ASLEF)は15日、所属する鉄道会社16社の運転士が1月30日~2月5日に断続的なストライキを再び実施すると発表した。2022年7月から続く賃上げ交渉に進展が見られないため。期間中は大半の路線で運休が予想され、大きな混乱が見込まれる。

今回は、1月30日に◇サウスイースタン鉄道、GTRサザン、ガトウィック・エクスプレス、GTRグレート・ノーザン・テムズリンク、サウスウエスタン鉄道(SWR)およびSWRアイランド線、1月31日は◇ノーザン・トレインズ、トランスペナイン・エクスプレス(TPE)、2月2日は◇グレーター・アングリア、c2c、ロンドン・ノース・イースタン・レールウェイ(LNER)、2月3日は◇ウエストミッドランズ・トレインズ(WMT)、アバンティ(Avanti)・ウエスト・コースト、イーストミッドランズ鉄道、2月5日は◇グレートウエスタン鉄道(GWR)、クロスカントリー、チルターン・レールウェイズ――の運転士がそれぞれストを行う。

2月1日と4日は、ストは実施されない。各社の運転士は1月29日~2月6日に時間外労働を拒否する。

鉄道運行会社を代表する業界団体レール・デリバリー・グループ(RDG)は、「ストは人々の生活や生計に打撃をもたらし、勝者はいない」とコメントしている。

ASLEFは昨年12月、組合員投票により、賃上げ要求ストをさらに6カ月延長することを決めていた。RDGと政府は昨年4月、22年と23年にそれぞれ4%の賃上げを提案したが、ASLEFはこれを拒否している。[労務]


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸雇用・労務

その他記事

すべての文頭を開く

送ガス・送電網への投資承認 エネ当局、総額242億ポンド(07/02)

可処分所得、2年ぶり落ち込み=1%減少(07/02)

化粧品ロレアル、英同業カラーワウを買収(07/02)

ユーロ圏製造業、6月も分岐点割れ続く(07/02)

リンジー製油所が破綻=420人失職も(07/02)

ネーションワイド住宅価格、2カ月ぶり低下(07/02)

英GDP、0.7%拡大 サービス・鉱工業が好調=改定値(07/01)

スペイン裁判所、格安航空2社の罰金停止(07/01)

英米貿易関税、正式発効=鉄鋼など協議継続(07/01)

スポーツカーのロータス、英工場閉鎖を否定(07/01)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン