日本政策投資銀行(DBJ)は、先端医療開発への投資を手がける英国のベンチャーキャピタル(VC)、4BIOキャピタルの3番目のファンドとなる「4BIOベンチャーズ3」に出資することで合意した。同行が英国のライフサイエンス分野に投資するのは初めて。4BIOキャピタルが4日発表した。
出資規模は明らかにされていない。4BIOは同ファンドに2億~3億ドルの資金を集めることを目指している。出資は年内に締め切られる見通し。
「4BIOベンチャーズ3」は、遺伝子治療やRNA(リボ核酸)治療、標的療法、マイクロバイオームといった先進治療や新興技術分野での起業支援や投資、事業育成を手がける。日本政策銀行とそのVC部門DBJキャピタルは今後、4BIOキャピタルと共に日英のスタートアップ・エコシステムの連携に取り組む。
なお、4BIOキャピタルの2番目のファンド「4BIOベンチャーズ2」には、協和キリンが出資している。[日本企業の動向]
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