• 印刷する

スペイン首相が続投 信任投票で過半数獲得

スペイン下院(定数350)は16日、サンチェス暫定首相の再任を巡る投票を行い、179対171の賛成多数で信任を決めた。7月の総選挙から4カ月近くを経て、ようやく新政権樹立の運びとなった。同氏は今後、組閣に取り組む。

信任投票では、サンチェス氏率いる中道左派の社会労働党(PSOE)と連立相手で急進左派連合の新党スマール(Sumar)に加え、複数の地域政党が賛成票を投じた。北東部カタルーニャ自治州の独立を目指すカタルーニャ共和主義左翼(ERC)とジュンツ・パル・カタルーニャ(ジュンツ)、バスク民族主義党(PNV)などが、同氏の支持に回っている。

ただ、サンチェス氏はジュンツからの支持獲得に向け、カタルーニャ自治州独立派の政治家や活動家の恩赦に関する法案を議会に提出すると約束しており、最大野党の中道右派・国民党(PP)など野党各党はこれに猛反対している。中でも、ジュンツの結成者で2017年に同州の独立の是非を問う国民投票を強行して罷免されたプチデモン氏の恩赦に対する反発は強く、全国で大規模な抗議デモが展開されている。


関連国・地域: スペイン
関連業種: 政治

その他記事

すべての文頭を開く

イベルドローラ、英米送電に50億ユーロ増資(07/24)

ザラ創業者、PDポーツの株式49%取得(07/24)

ポストNL、政府の財政支援巡り法的措置も(07/24)

バルセロナ港、旅客ターミナルの規模縮小ヘ(07/22)

独MAN、バレンシアで電気バス84台受注(07/21)

インディテックス、仏で格安ブランド再展開(07/18)

モエベ、eSAF生産に向け共同調査へ(07/18)

主要空港、送迎車両の停車料金引き上げ(07/18)

インフレ率、6月は2.3%に加速=改定値(07/16)

欧州の送電網拡張、2500億ユーロ不足も(07/14)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン