生保大手のプルーデンシャルが10日発表した上半期(1~6月)の決算は、営業利益が11億6,200万ポンドとなり前年同期比13%増加した。アジアと米国が好調で市場予想を上回った。
営業利益を地域別に見ると、アジアが21%伸びたほか、米国が29%の増益。一方、足元の英国は横ばいにとどまった。
ティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は「世界的に困難な経済状況の中、力強い業績を示した」と評価。成長著しい東南アジアは「強さの源」と述べている。
同社は2013年までにアジア事業の売り上げを2009年の水準から倍増させる目標を掲げており、同CEOは達成に向け自信を示した。
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