• 印刷する

金融バークレイズ、16%減益 投資部門が不振=コスト削減検討

英国の金融大手バークレイズは24日、第3四半期(7~9月)の純利益が12億7,400万ポンドとなり、前年同期比16%減少したと発表した。貯蓄市場における手数料の圧迫と投資部門の不振が響いた。

税引き前利益は4%減の18億8,500万ポンド。うち国内部門は7億6,500万ポンドとほぼ横ばいだった。国際部門は10%縮小、うちコーポレート&投資銀部門は11%減少している。

グループの業務粗利益は62億5,800万ポンドと5%伸びた。バーゼル3全面適用時の普通株式等ティア1レシオ(自己資本比率)は、9月末時点で14%だった。

バークレイズは通期について、有形株主資本利益率(RoTE)は10%超、バーゼル3全面適用時の普通株式等ティア1レシオは13~14%を目指す目標を据え置いた。国内部門の純金利マージン(NIM)については3.05~3.1%に低下するとの見通しを示した。ロイター通信などによると、コスト削減のため人員削減や事業撤退を検討しているようだ。


関連国・地域: 英国
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

英米貿易協定、不透明感拡大 トランプ関税に違法判決=米司法(05/30)

英、年金改革案発表=メガファンド設立構想(05/30)

国防省、サイバー分野に10億ポンド投資(05/30)

乗用車生産台数、4月は8.6%減少(05/30)

日本車の対欧輸出、4月はまだら模様(05/30)

英国最大のバイオエタノール施設が閉鎖危機(05/30)

渋滞税20%引き上げ提案 ロンドン交通局、26年から適用へ(05/29)

当局、水道テムズに1.2億ポンドの罰金命令(05/29)

スコットランド2空港、職員がスト決行も(05/29)

下院、終末期患者への「死の援助」法案可決(05/29)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン