• 印刷する

ドイツ鉄道、傘下アリバ売却 米インフラ投資社に=債務削減

ドイツ鉄道(DB)は19日、国外の旅客輸送部門アリバ(Arriva)・グループを米インフラ投資会社アイ・スクエアド・キャピタル(I Squared Capital)に売却することで合意したと発表した。ドイツ鉄道は売却で得た資金を膨大な債務の削減に充てる。

取引金額は明らかにされていないが、評価額は約16億ユーロと報じられていた。取引はドイツ鉄道の監査役会と連邦デジタル・運輸省の承認を経て、来年に完了する見込み。

アリバは英国に本社を置き、英国を含めて欧州10カ国で事業を展開し、3万4,000人超の従業員を抱える。英国ではロンドンのバスと地上鉄道網ロンドン・オーバーグラウンド(LO)、チルターン・レールウェイズなどを運営する。

ドイツ鉄道は2010年にアリバを取得。20年に同社の上場を予定していたが断念し、22年にスウェーデンとポルトガルの事業、今年に入ってセルビア、デンマーク、ポーランドの各事業を売却していた。


関連国・地域: 英国ドイツスウェーデンデンマークポルトガルポーランドセルビア米国
関連業種: 運輸

その他記事

すべての文頭を開く

極右AfDが台頭か 試金石のNRW州地方選(08/22)

第3四半期の経済、米関税で停滞へ=連銀(08/22)

テスラ、独工場で火災=バッテリーセル落下(08/22)

ユーロ圏総合PMI、8月は上昇=速報値(08/22)

ポルシェ、バッテリー子会社の事業停止へ(08/22)

千人当たりの乗用車台数、25年初頭は590台(08/22)

義肢オットーボック、IPOを計画か(08/22)

宿泊・飲食業界、上半期は3.7%減収(08/22)

独政界、CO2削減に遅れ 公用車の半数超、EU目標を超過(08/21)

対米貿易黒字、上半期は13%縮小=高関税で(08/21)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

各種ログイン