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ドイツ鉄道、傘下アリバ売却 米インフラ投資社に=債務削減

ドイツ鉄道(DB)は19日、国外の旅客輸送部門アリバ(Arriva)・グループを米インフラ投資会社アイ・スクエアド・キャピタル(I Squared Capital)に売却することで合意したと発表した。ドイツ鉄道は売却で得た資金を膨大な債務の削減に充てる。

取引金額は明らかにされていないが、評価額は約16億ユーロと報じられていた。取引はドイツ鉄道の監査役会と連邦デジタル・運輸省の承認を経て、来年に完了する見込み。

アリバは英国に本社を置き、英国を含めて欧州10カ国で事業を展開し、3万4,000人超の従業員を抱える。英国ではロンドンのバスと地上鉄道網ロンドン・オーバーグラウンド(LO)、チルターン・レールウェイズなどを運営する。

ドイツ鉄道は2010年にアリバを取得。20年に同社の上場を予定していたが断念し、22年にスウェーデンとポルトガルの事業、今年に入ってセルビア、デンマーク、ポーランドの各事業を売却していた。


関連国・地域: 英国ドイツスウェーデンデンマークポルトガルポーランドセルビア米国
関連業種: 運輸

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