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ロールス・ロイス、人員整理 最大2500人=エンジン製造効率化

英国の航空エンジン大手ロールス・ロイスは17日、世界全体で2,000~2,500人を削減すると発表した。コスト削減の一環。業務の重複を排除して組織を簡素化し、コスト効率を高めることを狙う。

削減の対象など詳細は明らかにしていないが、英国でも数百人が影響を受けるとみられる。ロールス・ロイスの従業員は世界で4万2,000人で、このうち約半数が英国の拠点で働く。

同社は今後、エンジニアリングと技術、安全性を担当する部門を統合する。また、新たに調達とサプライヤー管理の組織を設けてグループ全体の支出をまとめ、コストを削減していく。財務、法務、人事などの事務関連も一つの部門に統括する計画だ。

1月に就任したトゥファン・アーギンビルギッチ最高経営責任者(CEO)は今回の人員削減について、「高い業績を上げ、競争力と回復力を備えたロールス・ロイスを構築していくための変革の新たな一歩」と述べている。[労務]


関連国・地域: 英国
関連業種: その他製造雇用・労務

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