英国の石油大手BPの充電インフラブランド「bpパルス」は7日、イングランド中部バーミンガムの国立展示センター(NEC)に国内最大の電気自動車(EV)用充電施設を開設した。最大180台のEVを同時に充電できる。
この施設は、出力300キロワットの超急速充電ポイントを30基、7キロワットの充電ポイントを150基備える。高速道路M42号線、M46号線、国道A45号線などに近く、将来的な交通の要衝となる戦略的な立地だという。
今回のプロジェクトにはbpパルスとNECのほか、EV充電ステーションの開発を手がけるEVネットワーク(EVN)が参加。投資額は数百万ポンドと、国内の充電インフラへの民間投資としては最大規模となる。
bpパルスは2020年代に国内の充電施設に10億ポンドを投じる計画で、今回の施設もこの一環。都市部や道路沿い、店舗、ホテルなど、数百カ所に充電施設を建設することを目指している。[環境ニュース]
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