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ヒースロー警備員、スト中止 賃上げ案受け入れ=夏の混乱回避

英国の労働組合ユナイトは23日、ロンドン・ヒースロー空港の警備員が6~8月に予定していた計29日のストライキを中止すると発表した。組合員がヒースロー空港からの賃上げ案を受け入れたため。夏季の繁忙期に混乱が予想されていたが、回避した格好となった。

新たな提案では、1月まで遡及(そきゅう)して賃金を10%引き上げ、10月から11.5%の賃上げを適用するほか、来年はインフレに連動させ少なくとも4%引き上げる。

ユナイトは当初、6月24~25日、28~30日、7月14~16日、21~24日、28~31日、8月4~7日、11~14日、18~20日、24~27日の計31日間、ストを計画。第3・第5ターミナルの警備員に加え、エアサイドに入る空港関係者や車両の確認を行う警備員など約2,000人が参加する予定だった。

ユナイトは6月に入り、ヒースロー空港から改善案が提示されたため、第1弾となる同24~25日のストを中止すると発表。同空港の警備員は、イースター(復活祭)前後の繁忙期と5月にもストを実施していた。[労務]


関連国・地域: 英国
関連業種: 運輸雇用・労務社会・事件

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