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メルセデスの自動運転、加州がレベル3承認

ドイツの自動車大手メルセデス・ベンツ・グループ(旧ダイムラー)は9日、自動運転技術「ドライブパイロット」が米カリフォルニア州で条件付きの公道走行を認められたと発表した。同州で自動車技術会(SAE)が定める「レベル3」(条件付き自動運転)の認可を受けたのは、同社が初めて。

メルセデスは米国で、それぞれ2024年モデルの最高級セダン「Sクラス」とスポーツタイプ多目的車(SUV)「GLS」の電動版「EQS」に自動運転技術を搭載して販売する。今年後半にも納車を開始する予定だ。

自動運転のレベル3ではドライバーは基本的に運転から解放されるが、緊急時などは依然として人間が車を制御しなければならない。また、高速道路の適切な区間や交通量の多い場所であれば、最高で時速40マイル(65キロメートル)前後での自動運転走行が可能となる。

メルセデスのドライブパイロットは1月にネバダ州でも承認された。同社は今後、他の州でも自社の自動運転システムを利用できるよう承認取得に意欲を示している。


関連国・地域: ドイツ米国
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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